名古屋老人ホーム・介護施設紹介センターの兼松です

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名古屋老人ホーム・介護施設紹介センターの兼松です。

台風はすごいですね、各地で大きな爪あとを残していきましたね。

アメリカ軍が過去に台風をヨウ酸銀を海上の台風に散布し、降雨促して台風の勢力を弱らせる実験をしていたと思います。日本が断ったと聞いていますが・・・・・・。

ジレンマですが、日本は島国で水源が乏しく台風の降雨が非常に重要な水源になります。被害はもたらしますが、台風は貴重な水資源夏場の水不足を解消するには、梅雨の時期の台風を受け入れなければいけない。台風で被害が出ることはいいとは言えませんが、日本は台風とうまく付き合っていくしかない面があるのが切ないですね。

さて、今回はもし、入所していた家族が食べられなくなったときどうしますか?

無題

胃ろうやIVH、抹消の持続点滴で対応するか、好きなものを食べさせるか迷いますよね。
施設を選ぶ際に重要なポイントとしても考えたいですね。

これは考え方なのですが、高齢者になるとどうしても誤嚥性肺炎のリスクがありますが、その防止のために刻み、ごく刻み、ミキサー食、トロミ食などを使います。しかしがら、正直、こういった形態の食事をとっても完全に誤嚥のリスクを避けることはできません。
なおかつ、こういった形態の食事ですから、見た目・食感・歯ごたえはいいものではなく高齢者の食欲が進まないことがあります。

家族として延命を希望しない場合には、施設にどこまで食事の面で好きなものを食べさせてあげることに協力してくれるか確認することも大事です。もちろん家族の中できちんと話し合って誤嚥のリスクを理解しての話になります。

先日、ある施設の方が言っていました。
『私たちは介護する、~してあげるというようなことおこがましくて言えません。ここは生活の場で私たちはここでその人らしく生活していただく支援をする支援者です。生活の手助けをさせていただくにすぎません。高齢の方になるとできなくなることも多いですが、残りの時間も限られている。誤解を恐れず率直に言わせていただければ、好きな食事を誤嚥するからと取り上げるより、食べて食事を楽しむことが幸せかもしれない。確かに誤嚥のリスクはあるけれど、少しでも食べられる力があれば固形の者をしっかり噛んで食べるほうがいい。もし、誤嚥を起こし、肺炎になってもそれは運命と考えるのも一つかもしない。』

誤嚥性肺炎になることを良しとしているわけではなくて一つの考え方としての話です。
考え方はたくさんあって、ざっくりいうと、残りの時間の長さを取るのか、残りの時間の質を取るのかというところです。
もちろん、施設さんは勝手には食べさせません、ちゃんと合意のもとで食べさせてくれるところと、そうでないところがあります。

多くの相談を受ける中でみなさん、食事に注目されることが多いです。嚥下障害が出ている中で、食べてほしい。大好きだったものを食べさせてあげたいという声を多く聞きます。医食同源とはよくいったもので経口摂取ができることで高齢者のADLは改善することはあります。施設によっての考え方の違いもありますから、気なる方は聞いてみましょう

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