名古屋老人ホーム・介護施設紹介センターの兼松

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名古屋老人ホーム・介護施設紹介センターの兼松です。

突然ですが、ここで問題です。

健康な人間は一日に何回、寝返りを打っているでしょうか?

正解は20から30回にもなるそうです。
人は寝返りを打つことで体にかかる圧力を無意識に分散させているのです。

しかしながら、体の可動域が狭く自力での寝返りが打てない人は長時間同じ体位で過ごさざるおえません。そのため、部分的に不必要な圧迫があつがかかり、骨の突出部分などに褥瘡(床ずれ)ができやすくなります。

施設ではこうした予防のためにこまめな体位変換を行っています。

体位変換で体への圧力を分散することで褥瘡(床ずれ)の予防、関節の拘縮、筋力の低下、沈下性肺炎、皮膚表面の免疫低下、末梢血の循環不全などの予防にもつながります。
意外なんですが、介護施設より病院の方が褥瘡ができやすいというケースもあります。もちろん、介護力が高いからできないんだと思います。

ちなみに褥瘡ができやすいところもあります。

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仰向けで寝ている場合
後頭部、肩甲骨、ひじ関節、仙骨、かかと

横向きで寝ている場合
耳、肩関節、側胸、大腿骨の付け根、ひざ関節外側、足関節くるぶし

うつ伏せ
耳、頬、肩鎖関節、乳房、陰部、ひざ関節、つま先

座位
ひじ関節、臀部

上記の箇所で脂肪などの軟部組織が少なく血流量も比較的乏しい骨突出部に発生しやすくなります。

褥瘡については次回もお話したいと思います。

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