有料老人ホームに入れば100パーセント転倒はしないものなのか?

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名古屋老人ホーム・介護施設紹介センターの兼松です。

名古屋で有料老人ホームをお探しの際は当有料老人ホーム紹介センターにお問合せください。

 

さて、家にいて転倒のリスクから有料老人ホームを希望するという相談があります。

中には有料老人ホームへ入れば、100パーセント転倒は起こらないと思われる家族も稀にいます。

結論から言うと、有料老人ホームでも転倒リスクはあります。ただし、家にいて暮らすよりは転倒リスクは格段に減るのは確かなことです。

 

では、なぜ100パーセントではないのか疑問に思う方もいると思います。

単純な理由は1人にずっと四六時中くっついて監視できないのです。施設の人員配置が換わる時間帯や、個人の時間について気をつけてみていても、見きれない状況は起こってしまいます。

もちろん転倒事故が起こらないように細心の注意や施設のバリアフリー化は図られているので頻回に転倒は起きませんが、もし起きている施設なら要注意です。管理者の管理法や、再発防止の説明を有料老人ホームに求めた方がいいです。

 

また、最近ではリハビリのニーズが高まっていますが、実はリハビリは転倒防止の効果とは裏腹に転倒リスクを含んでいます。

誤解がないように説明すると、リハビリを行うにはどうしても体を使わないといけません。歩行練習や階段昇降など歩けるために行うリハビリにはPTの先生がフォローしますが、歩けるようになるまでの過程の中ではもともと歩行が危うい状態の方が、歩こうとするのですから、リスクは必ずついて回りますよね。

また、リハビリに絡めてお話しすると認知症を患っている方のリハビリも家族は理解が必要です。

なぜか?

 

それは判断機能と身体機能のずれが起こるからです。認知機能が低下していて、危険認識が弱くなっている高齢者がリハビリによって身体機能が回復したとします。危険認識は弱いのに体は元気になったものだから、当然ホーム内を歩きます。でも、注意能力は低い状態なので転倒のリスクは上がります。

 

私も見学を引率する中でしっかり説明している施設は少ないです。専門的な知識でまくしたてられても困りますが、施設見学の際にしっかり家族に対してしっかり専門的な観点でできること、できないこと、リスクを説明できる有料老人ホームは信頼できますよね。

 

有料老人ホームをお探しで迷っていることがあれば、ぜひ当有料老人ホーム紹介センターへご相談ください。

 

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