ケアハラスメントとは?

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名古屋老人ホーム・介護施設紹介センター・ハローケアの兼松です。

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最近では、メディアの報道でも老人ホームでのケアハラスメントの問題が社会問題になっています。
日本では高齢者が増えているということで、老人ホームに入居する高齢者やその家族にも原因があるのではないかという声もあるようです。
ケアハラスメントという言葉が使われるようになっていますが、ケアハラスメントとはどのようなものなのでしょうか?

・ケアハラスメントの意味とは?
社会的に問題になっているのは、セクハラやパワハラだけでなくケアハラと呼ばれるケアハラスメントも、問題視されています。
最近ではケアハラスメントを行う老人ホームが話題になることが多く、メディアでも取り上げられることが多くなってきました。
ケアハラスメントは大きな2つの種類に分けることができ、老人ホームの高齢者が介護の仕事をしている人に対して起こす場合と、家族間の介護に対して起こる場合があります。
もっとも、よく耳にするケアハラスメントの種類としては、老人ホーム入居している高齢者が介護の仕事をしている人に対して行う場合が多いと考えられます。
老人ホームでは高齢者の立場が上になってしまうということもあり、介護士が様々な入居者の希望を叶える必要があります。
そのため、介護士側が身体的な暴力を受けたり、できないような無理な要求をしてみたりする場合もあるようです。
さらには入居している高齢者の家族から、威圧的な態度を取られることによって精神的に追い込まれるケースや、医療行為を強要されるなどもあります。
ケアハラスメントというのは、入居している高齢者やその家族から、これらを受ける機会が多いことを表しています。

・家族間の介護に関するケアハラスメントとは?
最近では、老人ホームに入るのに待機している高齢者が多く、何年も待ちになっている要介護者が増えています。
待機している高齢者は自宅で家族が介護を行う必要があるため、仕事をしながら介護を行うことも多くなっています。
仕事をしていても、介護をしなければならないため仕事に遅れてしまったり、早く帰りたいなどと話すと会社の上司から批判を受けることもあります。
会社の上司は、老人ホームに入れない経緯や老人ホームの待機人数などを知らないこともあり、介護を行っている家族に介護と仕事どっちが大事なんだ、と問いただすこともあるようです。
会社で働いている人であれば介護休暇を取ることも可能なのですが、実際にその休暇を取得できる人は数少ないといわれています。
会社の迷惑を考えると、休暇を取るよりも辞めた方が良いのではないかと考える人が多く、ケアハラスメントの問題が深刻になっています。

ケアハラスメントというのはこのように行われることが多く、高齢者や家族、会社の理解力が欠けていることに原因がありそうです。
老人ホームには入居しているという感覚ではなく、入居させてもらっているという感謝の気持ちを忘れないようにすることが大切でしょう。
会社側としては、人材はいくらでもいるという考えに陥りやすいですが、この考え方を変えていかなければならない時代にきているのではないかと考えられます。

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