名古屋老人ホーム・介護施設紹介センターの兼松です

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名古屋で有料老人ホームをお探しの際は、当有料老人ホーム紹介センターに問い合わせください。

 

今日は認知症のお話し。

以前、ブログの中で認知症の患者さんはすべてのことが全く分からなくなっていくわけではなく、一概に認知機能を図る長谷川式テストだけでは、その認知症を判断することはできないという記事を紹介しました。

認知機能などの記憶や計算、曜日や時間がわかる機能と喜怒哀楽の感情である情動機能は別で認知症になっても感情から来る思考は落ちないということでした。

例えば、『姥捨て山』の話を見せて、息子に山に連れて行かれる道々、枝を折るおばあさん絵を見せて、なぜおばあさんは枝を折るのか?聞いてみます。すると100-93の計算ができないほど認知機能が落ちている方がこう答えます。

「息子が帰り道に迷わないためです。どんな時でも親は子のためなら、なんだってしますから」と

また、戦争で家族を亡くし直立不動で唇をかみしめている少年の写真を見せると、涙を流される方もいます。

認知症になると、忘れがちになったり、子供に戻ってしまう印象ですが、そうではないことがわかります。認知症の方は子供に戻っているわけではないのです、豊かな人間性や年少者には到底かなわない社会経験があり、長年、日本を支えてきた誇りがある方も多く、思いや経験を言葉で的確な態度で表現する能力を失っていることにすぎないことを理解すべきです。

 

有料老人ホームを探す家族の相談でも、同居していると感情的になり、お互い険悪になりがちです。うまく感情をコントロールして向き合えればいいのですが、難しいという相談が多いです。家族でいい距離でいたい、プロの介護で笑顔で暮らしてほしいと考えるのなら、有料老人ホームという選択肢があります。

中には、認知症のケアの回想法を取り入れて、昔の思い出を語り合うことで認知症のケアを行っているところもあります。

 

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