名古屋老人ホーム・介護施設紹介センターの兼松です

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名古屋老人ホーム・介護施設紹介センターの兼松です。

今日は認知症の予防についてお話ししたいと思います。

認知症は65歳以上の高齢者に4人に1人がなるといわれています。認知症予備軍(軽度の認知症)の人を含めると400万人以上になります。
74歳以下では10パーセントに程度ですが80歳以上になると40パーセントの人が認知症を発病していいるとのことです。

今のところ認知症を治す方法は見つかっていませんが、なりにくくする方法やならないためにとったほうがいいものがわかってきています。

基本的な予防から話していきたいともいます。基本的には生活習慣です。大きくわえて5つのポイントがあります。
1、食習慣      野菜・果物を食べる(ビタミンC・E Βカロテンを取る)
            魚と摂る(DHA,EPAを取る)
            ワインを飲む(ポリフェノール)
2、運動習慣    週三回以上の有酸素運動をする。
3、対人接触    人と良くお付き合いしている。
4、知的行動習慣 読書・文書を書く 博物館へ行く
5、睡眠習慣    昼寝を30分未満する 起床後日光を2時間以内に浴びる

食物で最近注目されているものがコリンです。コリンは神経伝達物質アセチルコリンの材料となるもので、不足すると記憶障害、認知機能低下の原因になることが知られており、近年大変注目されている。
日本人の認知症の約60%を占めるアルツハイマー型認知症患者では、実際にアセチルコリンの減少が確認されている。特に高齢者は加齢に伴い、体内のアセチルコリンの量が減少するため、コリンを十分に摂取することが必要になってくる。
アルツハイマー型認知症の原因は、アセチルコリンの減少だと言われている。コリンを摂取することで、体内でアセチルコリンに変換されることが分かっているため、認知症予防に効果があると考えられている
なお、コリンの一日の摂取目安は、50代~60代の方で男性:550mg/日、女性:425mg/日となる。

日本人の平均コリン摂取量は300mg程度だと言われています。女性の場合でも1日あたり約125mg不足している。コリンを豊富に含む代表的な食品として、ミルク、レバー、卵、ピーナッツなどがあります。
ちなみに、、アルツハイマー型認知症ではアセチルコリンが著しく減少しているという仮説に基づいて開発されたのがアリセプトです。

また、認知症の予防の運動プログラムも開発されています。
『コグニサイズ』です。
国立長寿医療研究センターが開発した高齢者のためのエクササイズです。

運動の種類は、全身を使ってできるもので、軽く息がはずんで脈拍数が上昇するものであれば、ステップでもダンスでもウォーキングでも何でも構いません。

運動と同時に行う課題については、通常ではできるけれど、運動と一緒に行うことで時々間違えてしまう程度が理想です。「間違えて笑って、試行錯誤しながら楽しんで行っていただくことを期待しています」と、国立長寿医療研究センターはコメントしています。

コグニサイズについてはまた取り上げたいと思いますが、以前とある施設のレクプログラムで似たものを見たことがあります。
ミュージック&サーフィンという方々がやっていたものですが、ものでしたが、音楽を聴いて歌いながら体を左右反対の動きをしたりするもので、頭と体を両方使うものでした。非常に入居者に好評で他にもいくつかの施設で実施されていますので詳しくはお問い合わせください。

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