老人ホームを退去したら入居一時金は返済されますか?

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名古屋ホーム・介護施設紹介センターの兼松です。

名古屋で有料老人ホームをお探しの際は、当有料老人ホーム紹介センターにご相談ください。

 

■一時入居金について 一時入居金とは、入居後の一定期間の利用料金を事前に支払う月額料金とは異なる初期費用です。 一時入居金の金額は、収める必要のないところもあれば数千万円と施設によって異なります。 また、年齢によって金額も決定しているところもあるので、施設を選ぶ際は一時入居金で必要な金額も問い合わせ事も大切です。 また、一時入居金には償却期間が定められているので、一定期間であれば償却されるようになっています。 多くの有料老人ホームでは5年から7年くらいを設定していますが、施設によって変わってくるので注意が必要です。

■退去の場合の償却について

もし償却期間が終了する以前に何かの事情で退去をした場合、未償却分の金額が返還されます。 しかし、この一時入居金は少しずつ償却されていくものなので、年数が経過するたびに返還額は減ってしまうという仕組みがあるのです。 ですが、中には全額初期償却を行う施設もあるので、その場合だと退去後に返還される事はありません。 償却期間や償却方法は施設によって異なるので、契約時に確認しておきましょう。

■クーリングオフ制度について

有料老人ホームではクーリングオフ制度があります。 これは入居してから3ヶ月以内に退去した場合、原則で一時入居金を全額返還される制度です。 申請のルールは地域によって変わってきますが、理由を問わず退去から3ヶ月以内であれば申請する事ができます。 しかし、施設によってはクーリングオフの対象外の入居金を設定しているところもあるので、クーリングオフの対象であるかを事前に確認しておくと安心です。

■老人ホームが倒産した場合

有料老人ホームは民間企業が経営している事も多く、倒産のリスクは決してゼロではありません。 できたばかりの施設であれば500万円を上限に前払い金を保全する事が義務ずけられているところがありますが、2006年以前の施設では保全措置をとっていないところもあります。 なので、もし倒産した場合の事を考慮して保全措置の有無や保全される金額についても、契約する際に必ず確認しておく必要があります。

このように、老人ホームを退去した場合は償却期間であれば未償却の一時入居金を返還してもらえます。 しかし、入居金の設定によっては返還されない場合もあるので、必要な経費の事も含め、保全措置などの情報を事前に確認しておく事が大切です。 一時入居金の仕組みを理解した上で、最適な老人ホーム選びが失敗しないコツです。

 

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