グループホーム・介護施設と認知症の対応
名古屋有料老人ホーム・介護施設紹介センター・ハローケアの兼松です。
もし家族が認知症になったら、みなさんはどうします?
介護施設への入所になったら、どの施設をえらびますか?
多くの場合はグループホームや介護付き有料の名前が上がるのではないでしょうか?
グループホームや介護施設での認知症のケアでは様々ありますが、どんなケアがなされるのでしょうか?
もっと細かくいうと、認知症の症状で今の状況がわからず不穏になったときはどのような対応がされるのでしょうか?
例えば、帰宅願望のある人の対応。以前のブログでも取り上げた通り、夕暮れになるとそわそわする方がいます。
多くの施設では『気をそらす』ことが行われます。
うなずきながら、時間が早いのでお茶しながら待ちましょうとお茶に誘ったりします。良くも悪くも認知症の短期記憶が弱く忘れてしまうことを用いてごまかします。
グループホーム・デイサービス・介護施設では多くの方法がこういった方法を使われています。
こういった認知症のケアをパッシング・ケアと言います。やり過ごす認知症のケアです。
確かにグループホームや介護施設の見学に行くと介護士の方が落ち着かない利用者にこういった誘導をしているのを見かけます。
しかし、この認知症のケアを受けた人は嘘をつかれているんじゃいかと心の中のモヤモヤは晴れないままでしょう。
対してごまかさない認知症のケアも存在します。
☆バリデーション
日本語で確認という意味です。
なぜ帰りたいという言葉が出てきたのかその人の感情を確認し、それに共感する方法です。
例えば、認知症の利用者が
『夜中にだれがが来た』と言い出したとします。
介護士『夜中にだれか来たのね』⇒共感
『人生で一番怖かったのは何』⇒感情の発散
手法としてはユマニチュードと少し似ています。アイコンタクトと共感と優しく触れるところです。
ともに人間性を支えるという点で共通しています。
介護施設やグループホームを見学したときに、どのような対応をしているか見てみましょう。
認知症の高齢者の行動を頭ごなし否定しておる場合はちょっと注意が必要です。
グループホームは認知症のケアに特化している専門性の高い施設なので、本人が穏やかになるケアを実践していただきたいところです。
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