老人ホーム探しのポイント 身体状況について

  • お役立ち情報

老人ホームを探す上で必要なポイントとして、本人様の”身体状況”が挙げられます。
各老人ホームには入居するための条件があります。
認知症や医療行為が必要なケースでは特に確認が必要です。

では、どのような点で確認が必要なのでしょうか?

①介護度
自立、要支援1・2、要介護1~5の内、介護度がいくつなのかを施設様から聞かれます。
この介護度は本人様の状態をざっくり把握する上で必要な情報です。また、老人ホームによっては介護度によって入居検討の可否を判断する施設もございます。施設探しをする際には必ずチェックが必要です。

②認知症状
老人ホームに入居される方には認知症の方も多数おります。
認知症状の中で大事になるポイントは他者への迷惑行為の有無です。
徘徊、暴言、暴力、他室訪問、大声等があると入居できる施設が限られてきます。
老人ホームは共同生活の場であるため、他の入居者様とうまく過ごすことができないとみなされてしまうと入居が難しいケースがあります。

③医療行為
老人ホームは全ての施設に看護師が常駐しているものではありません。看護師のいる施設でも大抵は”看護師が日中のみ常駐”の施設です。”看護師が24時間常駐”している施設は少ないですし、月額費用も増える傾向にあります。
医療処置によって看護師が24時間いなくてはならないのか、日中だけで良いのか、いなくても大丈夫なのかを確認する必要があります。
例えば、経鼻や気管切開、人工呼吸器等の方であれば24時間看護師のいる施設が入居の対象になることがほとんどです。また、胃瘻、尿バルーン等の医療処置の必要な方であれば看護師体制が日中常駐のみであっても受け入れができる施設が多いです。医療処置がなければ看護師がいる必要がないので看護師のいない老人ホームも入居対象になります。

④車いす
車いすの方の入居を控えている施設もあり、グループホームがその代表です。全てのグループホームがそうではありませんが、車いす、あるいはベッド上での生活の方はお受入れしないケースが多いです。入居後に車いすになってしまうケースもありますが、その場合はしっかり見てくださいます。ベッド上での生活になってしまった場合は退去を進められることもあります。

本日は老人ホームを探す上での身体状況についての記事でした。老人ホームを探す際には身体状況を把握し、その方の状態で入居ができる施設なのかどうかを確認する必要があります。ハローケア・名古屋老人ホーム・介護施設紹介センターでは見学前に身体状況を施設様にお伝えしてから家族様に見学に行っていただくようにしておりますのでご安心ください。「見学したのに入居対象ではないと言われた。」ということがないようにご案内をしております。老人ホーム探しでお困りの際はいつでもご連絡ください。(電話番号:0800‐100-0810)