名古屋老人ホーム・介護施設紹介センターの兼松です。
名古屋老人ホーム・介護施設紹介センターの兼松です。
この仕事をしていると人工呼吸器の相談を受けます。人口呼吸器というとドラマなどのICUでのシーンをイメージしたりする方もいるかもしれません。
私もこの仕事を始めるまではそんなイメージでした。
実際に相談を受けると肺気腫だったり、最近よく耳にするCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の方が夜間につけていることが多かったりします。
一言に人工呼吸器といっても言葉の用途や使用の仕方が違うのでわかりずらいので、簡単に説明します。
人工呼吸器といっても大きく分けて2つに分かれます。
1.NPPV(非侵襲的人工呼吸器)
マスク型の人工呼吸器で非侵襲的の言葉の通り気管を切開して管を入れない方法で、機械により強制的に呼吸を促します。
マスクは鼻・鼻口・フルフェイス等さまざまです。ドラマでよく見るのは鼻口マスクじゃないでしょうか。
ちなみによく人口呼吸器をBipap(バイパップ)やNipp(ニップ)と呼んでいることを聞くことがありますが、人工呼吸器のメーカーの商品名がBipapやNippだそうです。
さらに言うとBipapがフィリップス社、Nippがテイジン社が出している製品出そうです。
わかりずらいのはこれに呼吸器の設定(モード)でBipapモードとcpapモード等があります。
2.TPPV(侵襲的人工呼吸器)
NPPVが非侵襲的な呼吸器に対して、TPPVは侵襲的人工呼吸器と言って、気管切開を行い、身体に器具が挿入します。気管切開とは輪状軟骨の下(いわゆる喉仏の下付近)で気管を切開し,気管内にカニューレを入れて換気を行う方法です。
余談ですが、睡眠時無呼吸症候群に使われるcpapという装置は補助喚起装置といようで、人工呼吸器に当たらないようです。
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