認知症介護ユマニチュードって?
名古屋老人ホーム・介護施設紹介センター・ハローケアの兼松です。
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さて、今日はユマニチュードについてお話ししたいと思います。これは以前ブログでも取り上げたことがあるのですが、NHKなどで最近また取り上げられていたので、再度取り上げてみたいと思います。
家族が認知症になった、その結果、暴言、暴力、大声や攻撃的な行動が起こるようになった。病院では抑制や身体拘束で治療を優先することがあります。
今、フランスのイヴ・ジネスト氏が創設した、『ユマニチュード』が注目されています。
ポイントは哲学を含めると5つ
前提はあなたがそこにいて、私と同じ価値観を持つ同じ人間だということをつてえるということ
そして基本は
①見る
②話す
③触れる
④立たせる
見るは認知症患者の視線を同じ高さの視線でとらえ続け見つめること。認知症患者は視野が狭く認識力が弱いので上から見たり、視界へ急には入らず、遠くからゆっくり入る。
話すのはゆっくりと前向きな言葉であいさつする。
触れるのはやさしく触れて、決して掴まない、認知症患者の意思を支えるように触れる。
立たせるのは自分の足で立つことでそこに自分がいるという認識を持ってもらうため。
大まかにはこのような要素があるようです。
日本でも普及が広まってきています。
認知症の方は認知力の低下で不安やストレスの連続ですし、また、自分の存在の認識がされているのかも不安です。そうした中で存在を認め、安心できる人間関係を構築することで問題行動がない状態になったりするそうです。
確かに、自分がもし認知症になったとすると、人が急に視界に入ってきて、手をつかまれたり、無理やり介護されたらびっくりして抵抗します。だって、自分を守りたいし、安心できる場所にいたい。
認知症になってもきっと気持ちは今のままですし、判断能力や認識力だけが落ちているだけです。心老いていかない、刺激が少なくなり、鈍くはなるものの、喜怒哀楽はあるのです。
一人の人間として尊厳を認め、認知症だから、体がうまく動かないからと健常者の目線でやってあげる、支えるというのはエゴなのかもしれない。
いろいろな介護の考え方があり方法があると思います。むしろあってもいいでしょう。人は十人十色と言いますが、介護も施設によってそれぞれです。本人に合った介護施設選びができるといいと思います。
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