口腔ケアについて

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口腔ケアについて

GWの真っただ中、皆さまはいかがお過ごしでしょうか?今日はあいにくの雨になってしまいましたね。
久しぶりに実家に帰ったり、旧友と会う方もいるんじゃないでしょうか?
私も、久しぶりに高校からの親友に会い、高校時代の若気の至りでやらかしたイタイ思い出を肴に飲みました。
そんなこんなであっという間に私のGWは終わり・・・・、現在、パソコンに向かい仕事をしています。
世間はGWでも施設探しに困っている方はいます。当センターは365日24時間対応していますからGW中に施設を探したいというご要望にも対応できます。

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さて、今日は介護と口腔ケアについてお話したいと思います。よく介護の話になると、身体介護や医療の体制に気を取られがちでケアがおざなりになりがちですが、口腔ケアも実はとても大事で介護力がある施設だとこういったところにも力を入れているところがあります。

なぜ口腔ケアが重要なのか?

口腔内細菌と内科疾患との関連性、咀嚼(そしゃく:物をよくかみ砕き味わうこと)の機能と老化・認知症との関連性など、口腔環境がお年寄りの全身の健康と密接に関連していることが、近年明らかになってきました。
細菌の塊である歯垢は、ムシ歯や歯周病の直接的な危険因子であると同時に、全身疾患を引き起こす菌の温床としての役割を果たす可能性が高いのです。口の中の細菌が関与すると考えられる代表的な全身疾患としては、

・感染性心内膜炎、敗血症
・虚血性心疾患
・誤嚥性肺炎
などがあげられます。

 要介護高齢者は、健康な人にとっては病原体とはいえないような細菌によって、日和見感染症(ひよりみかんせんしょう:抵抗力が弱かったため、普通は病原性を示さない菌による感染症)、感染性心内膜炎や誤嚥性肺炎に陥ることがありますが、口腔ケアを行えばこれらの疾患を予防できることが分かってきました。
 つまり口腔ケアは、単に歯や歯ぐきのためだけではなく、生活援助に加えて全身疾患の予防など、生命の維持・増進に直結したケアでもあるのです。
口の中は常に37℃前後に保たれ、唾液という水分があり、定期的に食物が通過するので、細菌が増えやすい環境になっています。
 要介護高齢者は、口の中や義歯を自分で清掃することが難しくなるので、口の中にはこのような細菌が多く棲息することになります。しかも高齢になると口腔内自浄作用は低下し、口の中を清潔に保つことはさらに難しくなっています。
 口の中の細菌が誤嚥されると、誤嚥性肺炎など高齢者にとって致死的な感染症が引き起こされやすくなります。この予防策としては、「誤嚥を生じにくくする」ことも大切ですが、たとえ誤嚥しても誤嚥性肺炎に移行しないように、口の中の細菌を取り除いて清潔にしておく、つまり口腔ケアを行うことが重要です。

口腔ケアは、高齢者にとって多くのメリットがあります。口腔ケアを行うことで、歯科疾患予防から、口腔機能の向上で健康の維持や増進を行い、生活改善から、食べることの意欲が湧き、最終的に生きることの意欲も増してくるのです。また口臭予防の効果や、義歯不適合などによる発音障害を改善することで、人とのコミュニケーションを取る機会を増やし、社会生活にも好循環をもたらします。人との接触が少ない生活では、脳の刺激も減少し、脳の老化を進める原因にもなります。


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