多系統萎縮症とは【神経難病】

  • ブログ

多系統萎縮症は英語でmultiple system atrophyと呼ばれ、略してMSAと呼ばれております。神経難病であり、神経系の大脳や小脳のおかされる疾患です。本日は多系統萎縮症についての記事です。是非ご覧ください。

多系統萎縮症とは

多系統萎縮症は別表7に定められており、医療保険で訪問看護を受けられる病気です。また、症状としてはパーキンソン病に近い症状が多く、身体の震えや歩行障害などを引き起こします。それ以外にも自律神経障害として、低血圧や発汗障害を引き起こすこともあります。日常生活を送ることが難しくなるだけではなく、死に至る進行性の病気であるため、症状が進むと口から食事をとることができなくなり、胃瘻や経鼻を利用する方や、人工呼吸器、気管切開といった高度な医療を必要とする方もおります。

多系統萎縮症の方が入居できる施設

多系統萎縮症は進行性であり、効果的な治療法がないため、症状の緩和を促す薬剤を利用しながら、生活をすることになります。24時間看護師が常駐している施設であれば対応可能なケースが多いです。多系統萎縮症の方で機能維持を目的としたリハビリをされる方もいるので、リハビリを希望される場合はPT(理学療法士)、OT(作業療法士)、ST(言語聴覚士)が常駐している施設、あるいは訪問リハビリで来ていただける施設を選ぶのが良いかと存じます。また、リハビリの専門職の方がいない施設であっても訪問マッサージで体の拘縮を予防することができる施設もございます。

ハローケア・名古屋老人ホーム・介護施設紹介センターでは多系統萎縮症のような難病の方のお受入れをしている施設のご紹介も可能です。また、多系統萎縮症以外の神経難病の方がご入居できる施設を紹介することも可能ですのでお気軽にお問合せください。
神経難病の方はリハビリをして少しでも身体機能の維持を求めておられる方も多いですが、もしご要望があればリハビリができる老人ホームのご紹介も致しますのでお申し付けください。ハローケア・名古屋老人ホーム・介護施設紹介センターではお悩みを解決できるように担当の相談員がご要望をしっかり聞いて施設紹介を致します。

(電話番号:0800‐100-0810)