老人ホーム探しのミスマッチ事例に関して
老人ホームを探すうえで皆さまが大事にしているポイントはどういった点でしょうか?
今回は家族様が失敗してしまわれたケースを例に老人ホーム探しのポイントに関してご紹介させていただきます。是非ご覧いただき、老人ホーム探しの参考にしていただけたらと思います。
「お母さんが毎日泣いています」
このように相談をされたのは特別養護老人ホームにお母さまが入居された方でした。相談内容としては、特別養護老人ホームに入居したは良いものの、お母さまが馴染めずに毎晩泣いているということでした。娘様曰く、お母さまは社交的でお話しがたくさんできるような環境を望んでいたが、今いる施設ではコミュニケーションをとれる方がなかなかおらず、施設にいたくないと思ってしまわれたということでした。特別養護老人ホームは要介護3以上の方がご入居できる施設であり、金額が低価格な老人ホームです。家族の方も金額が安いのと家から通いやすい距離にあったこと、お看取りができるという点で特別養護老人ホームを選ばれたそうです。
しかし、特別養護老人ホームは要介護3~5の方がご入居しているので重度な認知症の方やベッド上での生活をしている方が多く、お話しができコミュニケーションがしっかりとれる方は少ない傾向にあります。お母さまの要望を家族様が加味せずに老人ホーム探しをしてしまったことで起きたミスマッチでした。今回の件での本人様は介護度は要介護3でしたが、実際は要介護1ほどの軽度の認知症の方であり、身体状況も自立しており、介護もいらないような状態でした。
実際、自立度が高い方の施設探しは家族様の要望と本人様の要望の2つが大事になります。まだご自身で意見をしっかり持ってらっしゃる方の場合、”どんな生活がしたいのか”、”レクリエーションなどのお楽しみはあったほうが良いのか”等、本人様が希望している内容と合っている老人ホームでないとミスマッチは起こりがちです。ハローケア・名古屋老人ホーム・介護施設紹介センターではこのようなミスマッチが起きないよう、本人様に合った施設探しができるように尽力しております。もし施設さがしに困ったらいつでもご連絡ください。
(電話番号:0800‐100-0810)