2021年度(令和3年)介護報酬改定に関して

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介護報酬改定の時期がやってきました。介護保険制度は介護保険法の改正、報酬の改定が3年周期で行われます。そのため、今年2021年(令和3年)は介護保険制度の改正がある年なのです。ちなみに、医療保険の診療報酬の改定は2年周期で行われます。

【今回の介護報酬改定のポイント】

①感染症・災害対策について
コロナウイルス患者の増加、大規模災害の発生に伴い、感染症対策に注力することが必要となりました。取り組みとして義務付けられた内容は下記内容です。ともに3年の経過措置がございますが、感染症・災害対策についての改定がございました。

・施設系サービスとして、3か月に1回は下記内容を実施する必要があります。
委員会の開催
指針の整備
研修の実施
訓練
シミュレーションの実施

・その他のサービスとして、6か月に1回は下記内容を実施する必要があります。
委員会の開催
指針の整備
研修の実施
訓練
シミュレーションの実施

(https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000750362.pdf  参考資料:厚生労働省HP)

このように、介護保険制度の改定は時世に合わせて制度が改定されます。
新型コロナウィルスは現在も猛威を振るっており、感染者は7月28日時点で東京都では3177名、愛知県では264名でした。愛知県の感染者数は東京都に比べるとまだまだ少ないですが。数週間後の感染者数が心配ですね。

今回は2021年の介護保険制度改正について、感染症と災害という面から紹介させていただきました。
老人ホームでは感染症対策として、見学時の手洗いうがいや検温等を行っている施設や、見学に制限を設けて共有部分やお部屋の中を見学することができないようにしている施設もございます。その代わり、施設の説明時に写真や動画を使って説明してくださる施設もございますのでご安心ください。
また改めて介護保険制度改正についての記事を投稿いたしますのでよろしくお願いいたします。
(電話番号:0800‐100-0810)