重症筋無力症とは 【神経難病】

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重症筋無力症という病気は聞いたことはございますか。
神経から筋肉への命令が伝わらなくなってしまう神経難病です。
今回は重症筋無力症についての記事です。

重症筋無力症とは

重力筋無力症とは、英語でmyasthenia gravisと呼び、略してMGと呼ばれております。手足や眼球の筋肉の動作を繰り返し行うと筋肉が疲労を感じ、身体に力が入らなくなってしまう病気です。
国内に約20,000人程の患者がおり、小児~60歳まで様々な年代で発症いたします。男性より女性のほうが2倍の患者数がおり、女性の方がかかりやすい病気です。

重症筋無力症の症状

①眼筋型
眼球を動かす力が低下することで、物が二重に見える症状が現れます。
また、眼瞼挙上筋の能力が低下することで眼瞼下垂となることがあります。

②全身型
全身の筋肉に筋力低下が起こります。食べものを食べる時に咀嚼がしにくかったり、飲み込むための嚥下能力が落ちてしまうことがあります。その他にも話がしにくかったり、首が下がってしまう、手足を動かしにくいといった症状が出ることがございます。重症になってしまうと肺活量が下がるため、呼吸困難となるケースもございます。全身型と呼ばれておりますが、症状が全て出るわけではなく、上記の症状の一部のみが出ることもあります。

重症筋無力症の方がご入居できる老人ホーム

重症筋無力症の方がご入居できる施設としては、ナーシング系と呼ばれる24時間看護師がおり、気管切開や経管栄養、たん吸引等が必要な方をお受入れしている施設であればご入居が可能です。
神経難病の方の対応は一般的な老人ホームでは難しいことが多々あるため、看護、医療に強い老人ホームを選ぶ必要がございます。

ハローケア・名古屋老人ホーム・介護施設紹介センターでは、重症筋無力症のような神経難病の方が入れる老人ホームのご紹介もしております。終の棲家をお探しの方や少しでも延命を希望しておられる方への施設探しもしておりますので、医療に強い老人ホームをお探しの際はハローケア・名古屋老人ホーム・介護施設紹介センターへお問い合わせください。

(電話番号:0800-100‐0810)